鍋料理一つをとってもそれぞれの家庭の味がにじみ出るものといえばはやり水炊きですよね。出汁と水と食材だけで作られるからこそ料理の幅が広がるということ。そこに正解不正解はなく、それぞれの家庭で鍋料理をいかにおいしく食べるかを模索しているその様がその家の歴史や味を知ることができておもしろく素敵だと思います。
そんな水炊きにも人気の食材というのがあります。必ず入れるもの、入れることでよりおいしいもの、水炊きにあうもの。その家庭それぞれですが、そこには少なからず共通する部分があります。一番人気は鶏団子です。水炊きをする家庭ではほとんどの家で食べられていました。単純においしいのですが、鶏のだしがでるというので、スープが寄り一層おいしくなるみたいです。また白菜は外せない食材として上げられていました。私も水炊きの白菜の芯が凄く好きです。甘くみずみずしい白菜の芯がほどよく柔らかくなって食べやすくておいしいんですよね。凄く厚いですが。個人的には糸こんにゃくやえのきも大好きです。えのきのあの食感がやはりおいしいと感じないわけにはいかないです。